脱毛でよく聞く毛周期とは

毛周期とは?

 毛周期とは脱毛する上で最も重要なものになりますので毛周期を理解する事は脱毛の仕組み、流れを理解する事にも繋がります。

 毛周期とは毛が生えてから抜け落ちるまでの周期(ヘアーサイクル)の事を言い、毛周期は大きく3つに分けられます。
 3つとは「成長期→退行期→休止期」になりこの3つのサイクルを繰り返すことで毛は生えては抜けてを繰り返しています。
では、この3つのサイクルを詳しく解説させて頂きます。

成長期とは?

 成長期とは毛母細胞の細胞分裂が活発になり新しい毛を太く長く成長させていく時期をいいます。
 メンズ脱毛ではこの「成長期」の毛にしか効果を発揮する事が出来ません。これは光脱毛、レーザー脱毛どの脱毛方法にも共通しています。
 そのため、体毛の場合サロンやクリニックによって異なりますが1ヶ月から3ヶ月に1回の施術を推奨しているため脱毛は長期間になります。

退行期とは?

  退行期になると成長期の時には活発だった毛母細胞の細胞分裂が止まり、毛乳頭と毛母細胞(毛)の結合も弱くなり毛は徐々に表皮へと押し上げられ抜けるのを待っている状態になります。
 なので退行期の毛は毛乳頭と繋がっていないため、施術の熱量を毛乳頭にアプローチする事が出来ないので退行期の毛には効果はありません。

休止期とは?

  休止期になると細胞の活動は穏やかになり、毛は完全に抜け落ち毛穴には毛がない状態になります。休止期の期間は、次に生えてくる毛の大切な準備期間になります。
 休止期の時期を迎えると毛がなくなり毛穴だけになるため、施術の熱量を毛乳頭に伝える為の毛がない為効果がなく、次に毛が生えてくる成長期まで待つことになります。

毛周期まとめ

 ここまでで、毛周期についてある程度お分かり頂けたかと思います。
 体毛の場合、現在目で確認できる生えている毛というのは「成長期」「後退期」の毛になりまして、全体の2〜3割程と言われています。
 残りの8割程は「休止期」となり毛がない状態になります。そのため2〜3割程生えている中の「成長期」にしか作用させる事が出来ないため一回施術をすると次の成長期に出てくる毛を待たなければならなくなり脱毛は長期間の戦いになってきます。
 では、「毎日施術を行えば」と思う方もいらっしゃるかと思いますが同じ成長期の毛に作用させているだけになるため、あまり意味がなく肌にダメージを与えているだけになります。
 そのためお客様の毛周期合った時期に施術をするのが安全かつ効率的になります。男性の場合1回施術をすれば綺麗になると思われている方が多くいらっしゃいますが年単位でしっかり施術する事でより綺麗な仕上がりになるかと思います。

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